「リオ・オープン」1回戦で、第5シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)はラケットを落としながらも、セットポイントをものにした。トーマス・ベルッチ(ブラジル)との1回戦、第2セットで迎えたサービング・フォー・ザ・セットで、サーブを打った直後…

「リオ・オープン」1回戦で、第5シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)はラケットを落としながらも、セットポイントをものにした。

トーマス・ベルッチ(ブラジル)との1回戦、第2セットで迎えたサービング・フォー・ザ・セットで、サーブを打った直後にラケットがフォニーニの手から滑り落ちた。しかしラケットはクレイコートで弾んで跳ね返り、彼はそれを素早くつかむと、そのままベルッチとラリーを続行。ネット際でオーバーヘッドのウィナーを決めて、1セットオールとした。

1セットダウンから4-0とリードされていたフォニーニだったが、最終的には6(5)-7、7-5、6-2で勝利を手にした。

世界ランク3位、第1シードであるマリン・チリッチ(クロアチア)の「リオ・オープン」デビューは、それほどドラマチックな展開にはならず、予選勝者のカルロス・ベロック(アルゼンチン)を6-3、6-2で退けた。

チリッチにとってはこれが「全豪オープン」決勝後の初めての試合だった。チリッチは次に、ガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。

第4シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)は、ロジェリオ・ドゥトラ シルバ(ブラジル)に最終セットを4-2とリードされたところから巻き返し、6-3、3-6、6-4で勝利を収めた。また、第8シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)も2回戦へ駒を進めた。

第2シードでディフェンディングチャンピオンのドミニク・ティーム(オーストリア)は、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-2、7-5で下し、2回戦ではパブロ・アンドゥハル(スペイン)と対戦予定だ。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「上海・ロレックス・マスターズ」でのファビオ・フォニーニ

(Photo by Kevin Lee/Getty Images)