8月に開催されるリオ・オリンピックの予備登録メンバーにマリア・シャラポワが選ばれた。シャラポワは今年1月の全豪オープン中に行われたドーピング検査で陽性反応が出ており、現在は出場停止処分中で公式戦から遠ざかっている。  ロシアテ…

 8月に開催されるリオ・オリンピックの予備登録メンバーにマリア・シャラポワが選ばれた。シャラポワは今年1月の全豪オープン中に行われたドーピング検査で陽性反応が出ており、現在は出場停止処分中で公式戦から遠ざかっている。  ロシアテニス協会はリオ五輪の頃までには、シャラポワに正式処分が下り、処分が解除されることを期待しての選出のようだ。シャミル・タルピスチェフ・ロシアテニス協会会長は、シャラポワの名前が予備登録リストに載っていることを認めた。

 「もし彼女が出場できなければ、次にランキングの高い選手が代表に入るだろう」と述べている。  ロシアはリオ五輪の女子シングルスに最多で4選手を出場させることができる。ただし、五輪出場の目安とされるランキング56位以内には、ロシアの女子選手は現在7人入っている。(C)AP(テニスマガジン)