フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の6日目。 第6シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が1セットダウンから巻き返し、18歳の大坂なおみ(日本)を4-6 6-2 6-3で破って4回戦に駒を進めた…

 フランス・パリで行われている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の6日目。

 第6シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が1セットダウンから巻き返し、18歳の大坂なおみ(日本)を4-6 6-2 6-3で破って4回戦に駒を進めた。

 2014年全仏準優勝者のハレプは、世界ランク101位のティーンエイジャーについて「彼女は、信じられないような素晴らしいプレーをした」と話した。

 大坂は今大会が2度目のグランドスラム大会出場。今年の全豪と全仏で3回戦進出を果たした。

 ハレプは大坂にセカンドサービスを叩かれて苦戦し、第1セットを4-6で落とした。

 第2セットを取り返したハレプは、第3セット第8ゲームをブレークして5-3とリードすると、最後は自分のサービスをキープして試合を締めくくった。  この試合に先立ち、第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が3年連続となる4回戦進出を決め、全仏で最初に4回戦に進んだ選手となった。

 ヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-3 6-0で倒したムルグッサは、ほぼ完璧なプレーを見せたと言える。彼女はウィックマイヤーに対してつかんだ6つのブレークポイントのすべてをものにし、さらに、ウィナー19本に対してアンフォーストエラーは11本だけという、印象的な比率を見せた。

 ムルグッサは昨年のウィンブルドンで決勝に進出し、全仏では2014年と2015年に準々決勝に進んでいる。(C)AP