ラミゴモンキーズに連勝したロッテ 18日に石垣市中央運動公園野球場で行われた「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ20…

ラミゴモンキーズに連勝したロッテ

 18日に石垣市中央運動公園野球場で行われた「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2018 in石垣島」、千葉ロッテマリーンズ-台湾ラミゴモンキーズ戦の第2戦。前日17日はこの時期の石垣島としてはやや肌寒い20度だったが、この日は25度を超し、汗ばむ陽気となった。

 午前中のキャンプメニューも順調に消化。早くも9時半過ぎにはブルペンで投手がミットに快音を響かせた。また、メイングランドとサブグランドでは、主力打者が2班に分かれて打撃練習を実施した。通常なら10時半ころから始まるこうした練習が、どこよりも早くできるのが千葉ロッテキャンプの長所だろう。

 10時過ぎには球場には行列ができていた。小さな南の島は熱気にあふれていた。

 井口資仁新監督は、この日も若手中心の起用。1番遊撃に3年目の平沢大河、2番右翼にドラフト4位のルーキー菅野剛士、4番三塁で前日に続きドラフト1位ルーキーの安田尚憲、5番一塁に井上晴也、6番二塁に中村奨吾と、今季、飛躍が期待される若手が顔を並べた。

 なお、この日の捕手は田村龍弘がキャンプの集合時間に遅刻して2軍行きを命じられたこともあり、柿沼友哉が9番でマスクをかぶった。

 先発は、これもドラフト5位ルーキーの渡邉啓太。NTT東日本から入団した右腕は即戦力の期待がかかる中、この日はラミゴ打線を相手に2回を投げ、2安打を許したものの無失点に抑えた。右のオーバースロー、速球が決まり、三振も2つ奪った。

2安打放った菅野、外野レギュラー争いに割って入れるか

 このあと、ボルシンガー、シェッパーズと今季の新外国人投手がマウンドへ。ボルシンガーは1四球1安打だったが無失点。シェッパーズはラミゴの中軸を3者凡退に仕留めた。

 前日、初安打を打った4番の安田は不発だったが、この日は菅野の溌溂としたプレーが目立った。打っては5回にプロ入り初安打となる先制のタイムリー中前打、7回にも右前打と2安打を放ち、外野守備でも機敏なプレーを見せた。

 菅野は東海大相模から明治大学、日立製作所を経てのプロ入り。彼も即戦力の期待がかかる。清田育宏、荻野貴司、岡田幸文らとの外野手争いに割って入りそうだ。

 試合後半には、先日、テストを経て入団が決まったペゲーロ、李杜軒(登録名リー)も出場。井口監督はこの2戦を、新戦力のテストに使うと割り切っていたようだ。

 試合は前日と打って変わって投手戦となったが、2-1で迎えた7回にLamigo中継ぎ投手陣が四球を連発し、5-1でロッテが連勝した。

 観客は両日ともに3000人を超えた。人口5万人弱の島にとっては、大きなイベント。千葉ロッテマリーンズは、興行的にも戦力的にも手ごたえを感じた2試合だったはずだ。(広尾晃 / Koh Hiroo)