土曜日に行われた「ABN AMRO ワールド・テニス」(オランダ・ロッテルダム/2月12~18日/ハード)準決勝でダビド・ゴファン(ベルギー)が左目に打球を受けた後に棄権となり、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が決勝に進出した。第2セ…

土曜日に行われた「ABN AMRO ワールド・テニス」(オランダ・ロッテルダム/2月12~18日/ハード)準決勝でダビド・ゴファン(ベルギー)が左目に打球を受けた後に棄権となり、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が決勝に進出した。

第2セットの第2ゲーム、ゴファンはディミトロフの強烈なフォアハンドの打球を打ち返そうと試みたが、ラケットから跳ね返ったボールはゴファンの左目を直撃。ディミトロフは即座にネットへと駆け寄り、ゴファンの安否を確認していた。

ゴファンはコート外での治療を受けたものの、試合の続行はできず、試合はディミトロフの勝利となった。ディミトロフは接戦となった第1セットを6-3で獲得していたが、第2セットでは0-1でゴファンにリードを許していた。

準決勝もう一試合は、世界ランキングトップに返り咲きを決めたばかりのロジャー・フェデラー(スイス)がアンドレアス・セッピ(イタリア)を6-3、7-6(3)で下した。これにより、決勝はフェデラー対ディミトロフとなった。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「ホップマンカップ」のときのゴファン

(Photo by Paul Kane/Getty Images)