「ニューヨーク・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/2月12~18日/ハードコート)大会2日目の2月14日、錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で、主催者推薦であるワイルドカードで出場のノア・ルビン(アメリカ)と対戦。第2セットも錦織が6-3で…

「ニューヨーク・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/2月12~18日/ハードコート)大会2日目の2月14日、錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で、主催者推薦であるワイルドカードで出場のノア・ルビン(アメリカ)と対戦。第2セットも錦織が6-3で連取し、1回戦をストレートで突破した。試合時間は1時間34分だった。

第1セット、序盤はやや苦しみながらも7-5で先取した錦織。

続く第2セット、錦織が1ゲーム目でいきなりサービスブレークを果たし、勝利に向かって幸先のよい立ち上がり。すると第5ゲームには相手のダブルフォルトも絡み、錦織がゲームカウント4-1と大きく試合を有利にした。ところが錦織5-2の第8ゲームには、土壇場で意地の粘りを見せる相手ルビン。ここは錦織がラブゲームでサービスブレークをし返されてしまった。

最後まで気を抜けない試合は第9ゲーム、錦織が相手のサービスゲームで40-15と2本マッチポイントの大きなチャンス。しかし必死に食い下がるルビンに2本しのがれ、デュースまで持ち込まれた。それでも、その後に相手のダブルフォルトもあり、最後は錦織がルビンを振り切った。

久しぶりのATPツアー復帰戦で、見事ストレート勝利を見せてくれた錦織。改良した新しいサービスフォームも少しずつ安定してくれば、ますます活躍が期待できるだろう。今後の勝ち上がりにも大いに期待したい。(テニスデイリー編集部)※写真は2017年「全豪オープン」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)