「ニューヨーク・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/2月12~18日/ハードコート)大会2日目の2月14日、錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で、主催者推薦であるワイルドカードで出場のノア・ルビン(アメリカ)と対戦。錦織は7-5で第1セットを…

「ニューヨーク・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/2月12~18日/ハードコート)大会2日目の2月14日、錦織圭(日本/日清食品)は1回戦で、主催者推薦であるワイルドカードで出場のノア・ルビン(アメリカ)と対戦。錦織は7-5で第1セットを先取した。

両者は今回が初めての対戦。今大会は第5シードで出場の錦織は、昨年に起きた右手首の怪我から復帰後、徐々に完全復活への道を進んでいる。今年の初戦に選んだ「ATPチャレンジャーニューポートビーチ」での結果は振るわなかったものの、「ATPチャレンジャーダラス」では見事優勝。今回はさらに上位の、より強い選手の集まるツアーレベル「ATPツアー」へ戻ってきた。対する地元アメリカのルビンは、2月12日付けのランキングで232位と、前週よりも46位ポジションを落としたが、21歳とまだまだこれからの成長が見込まれるプレーヤー。

大会前に錦織は、「ニューヨーク・オープン」公式Twitterが「(錦織が)ここ、『ニューヨーク・オープン』でATPツアーに復帰するのが楽しみ」とコメントしたのに対して、「ありがとう。ニューヨークに行くのが待ちきれないよ」と返しており、注目度も高い。

錦織がコイントスでレシーブを選択し、試合はルビンのサービスから開始。錦織は第1ゲームでいきなりのブレークポイントを握った。その後デュースを幾度も繰り返し、両者は立ち上がりから激しい攻防。しかしここは錦織がサービスブレークならず。すると直後のゲームは錦織がピンチに。相手のブレークポイントでダブルフォルトとなり、錦織は先にサービスブレークを許してしまう。

錦織1-3とリードされた第5ゲーム、錦織は再びブレークポイントを握る。すると再びデュースを繰り返す展開から今度は錦織が取り、早めのブレークバックを果たした。このセット序盤はなかなかファーストサーブが入らない錦織だったが、第8ゲームではサービスエースも飛び出し、徐々にエンジンが上がってきた様子。

ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲーム、錦織がギアを一段上げたようにラブゲームでサービスブレーク。このセットついにリードした。直後のサービスゲームもしっかりキープし、錦織が1セット目を先取。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、2セット目に進んでいる。(テニスデイリー編集部)※写真は2017年「マイアミ・オープン」のときの錦織

(Photo by Andrew Patron/Icon Sportswire via Getty Images)