フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の4日目。 日本の錦織圭と大坂なおみが、ともにストレート勝利を収めて3回戦に進出した。 錦織はアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)のサービスを6度破り、7本の…

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の4日目。

 日本の錦織圭と大坂なおみが、ともにストレート勝利を収めて3回戦に進出した。

 錦織はアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)のサービスを6度破り、7本のブレークポイントを凌いで、6-3 6-3 6-3で勝利した。錦織のグランドスラム最高成績は2014年全米オープンの準優勝で、全仏では昨年、準々決勝に進出している。

 錦織は3回戦でフェルナンド・ベスダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは2回戦で、イバン・ドディグ(クロアチア)を6-2 6-1 6-3で下しての勝ち上がりだ。

 18歳の大坂は今、2度目のグランドスラム本戦をプレーしているところだ。彼女はまだセットを落としていない。1回戦では第32シードのエレナ・オスタペンコを6-4 7-5で、2回戦ではミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)を6-3 6-3で下している。

 大坂にとって初めてのグランドスラム大会となった、今年の全豪オープンでは、予選3試合を勝ち抜き、本戦の3回戦まで進出した。その3回戦では元世界ナンバーワンのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に1-6 1-6で敗れている。

 大坂が3回戦で対戦するのは、2014年全仏オープンの準優勝者で、第6シードを付けたシモナ・ハレプ(ルーマニア)だ。ハレプは2回戦で、ザリナ・ディアス(カザフスタン)を相手に、第1セットを1-4とリードされながらも挽回して7-6(5) 6-2で破った。(C)AP