「アジアラグビーチャンピオンシップ」の最終戦(対 香港代表)を今週土曜日に控える日本代表は、25日、練習を公開した。 6月の「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」に出場するU20日本代表と合同練習で、午後はお互いに激しいアタック&デ…

「アジアラグビーチャンピオンシップ」の最終戦(対 香港代表)を今週土曜日に控える日本代表は、25日、練習を公開した。
 6月の「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」に出場するU20日本代表と合同練習で、午後はお互いに激しいアタック&ディフェンスを繰り返しおこなった。
 フォーワードは、スクラムを組み合った。スクラムマシーンを使った練習では、U20代表選手が10人乗った台をジャパンは押したが、U20代表の方は、ジャパン選手が8人乗った台を押せなかった。

 ジャパンの中竹竜二ヘッドコーチ代行(U20日本代表ヘッドコーチ)は、「1つ1つを大事にしたい。(韓国戦では)個人プレーに走るプレーが見られた。個人よりもチームを」と述べた。

 HO坂手淳史は香港戦へ向け、「セットプレーを正確にしてバックスへ生きたボールを供給する」と話す。FL金正奎も「最終戦、いいパフォーマンスを出したい」と意気込みを見せた。

 U20チャンピオンシップを控えるU20日本代表には、今年3月に高校日本代表としてプレーしたCTB/WTB山村知也(明大1年)も選出されており、この日の合同練習に参加。「1つ上のカテゴリーに選ばれた。自分の仕事(スピードを生かしたトライ)をしてチームの勝利に貢献したい」と期待に応える覚悟を見せた。(文:見明亨徳)