復帰第2戦となる「ATPチャレンジャーダラス」でベスト4進出を決めた錦織圭(日本/日清食品)。世界ランク295位ドミニク・コプファー(ドイツ)との準々決勝は、試合序盤こそ改良中のサーブが入らず苦しむも、安定したストロークで主導権を手繰り寄せ…

復帰第2戦となる「ATPチャレンジャーダラス」でベスト4進出を決めた錦織圭(日本/日清食品)。

世界ランク295位ドミニク・コプファー(ドイツ)との準々決勝は、試合序盤こそ改良中のサーブが入らず苦しむも、安定したストロークで主導権を手繰り寄せ、終わってみれば 7-6(3),6-3のストレートで勝利した。

試合後「危ない試合だったが、良いストローク戦もたくさんあり、昨日の試合よりまた良くなった」「全然納得の行くプレーはできないが、そのなかで少しずつプレーの質を良くして、焦らず徐々に上げていきたい」と語った錦織。試合序盤、成功率36%(1stサーブ)を記録したサーブについては「練習でよくても試合になると駆け引きや緊張感など、いろんなものがでてくる。もちろんもう少しいろいろなパーセンテージを上げていきたいが、毎回サーブが良くなるとも思っていない」とし、あくまでも完全復活に向けて焦らず調整していく意思を伝えた。

準決勝の相手は世界ランク234位のジャン・ジェイソン(台湾)。日本時間2月3日(土)午前6:00から試合開始予定だ。

WOWOWではこの試合を実況・解説付きの生中継でお届けするほか、WOWOWの会員サービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」でもライブ配信する。(テニスデイリー編集部)

※写真はシティ・オープンのときの錦織圭

(Photo by Tasos Katopodis/Getty Images)