フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の3日目。 全豪覇者で第3シードのアンジェリク・ケルバー(ドイツ)が1回戦負けを喫した。肩の故障に苛まれていたケルバーは、世界ランキング58位のキキ・バーテ…

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日〜6月5日)の3日目。

 全豪覇者で第3シードのアンジェリク・ケルバー(ドイツ)が1回戦負けを喫した。肩の故障に苛まれていたケルバーは、世界ランキング58位のキキ・バーテンズ(オランダ)に2-6 6-3 3-6で敗れた。

 ケルバーは第3セット、0-3のチェンジエンドの際に肩の治療を受けた。少しの間コートを離れ、戻ってきてからは自分のサービスゲームをキープしたが、ブレークバックを果たすことができず、そのまま敗れた。  ケルバーはマドリッドとローマの大会で初戦敗退を喫したのち、先週は肩の故障のためニュルンベルグの大会を棄権していた。  「日に日に悪くなっていたの。過剰に悪い状態でないよう祈るわ」とケルバー。  全豪覇者がロラン・ギャロスの1回戦で敗れたのは、ここ3年で2度目のこと。同じことは、2014年にリー・ナ(中国)にも起きた。そのほか、クリス・オニール(オーストラリア/1978)、バーバラ・ジョーダン(アメリカ/1979)、リンゼー・ダベンポート(アメリカ/2000)も、ロラン・ギャロスで1回戦負けした全豪オープンのタイトルホルダーたちだ。(C)AP