イングランド側も認める過去唯一のテストマッチ、1987年W杯でのイングランド×ジャパンは60-7でイングランドの勝利。(写真/Getty Images) 実現するならワールドカップ後も熱は冷めそうにない。 英国『The Times』紙が1…

イングランド側も認める過去唯一のテストマッチ、1987年W杯でのイングランド×ジャパンは60-7でイングランドの勝利。(写真/Getty Images)

 実現するならワールドカップ後も熱は冷めそうにない。
 英国『The Times』紙が1月29日、「2020年の夏にイングランド代表が日本へ遠征し、2つのテストマッチを戦う予定」と報じた。
 これは、同年からの新グローバル・ラグビーカレンダーによるものとしている。

 ワールドラグビーは2017年3月、2020年から始まる12シーズンの新しいラグビーカレンダーを発表した。
 それによると、現在6月と11月に設定されているテストマッチ・ウインドウ(国際交流期間)が、7月第1週~3週と11月の第1週~3週(1週間前倒し)に移されること、ティア1国×ティア2国のテストマッチが39パーセント増えることなどが含まれている。エディー・ジョーズ監督が率いるイングランド代表が日本へ遠征するのは、その新しいプランにマッチしたもので、日本との縁が深いジョーンズ監督は同ツアーを支持するだろうと同紙は伝えている。

 ただ、2020年はワールドカップの翌年。トッププレーヤーの休養確保もあり、来日メンバーはベストの布陣ではないとも付け加えている。
 ちなみに、これまでイングランド側がテストマッチ(キャップ対象試合)として日本代表と戦ったのは、1987年ワールドカップでの試合だけ(60-7でイングランドの勝利)。今年の11月17日にはトゥイッケナムでの対戦が予定されている。