前週、右手首故障から約5ヶ月ぶりの復帰を果たした錦織圭(日本/日清食品)が、復帰第2戦となる[ATPチャレンジャーダラス]初戦に登場。世界ランク214位デニス・ノビコフ(アメリカ)と対戦し、第1セットを6-3で先取した錦織は、続く第2セット…

前週、右手首故障から約5ヶ月ぶりの復帰を果たした錦織圭(日本/日清食品)が、復帰第2戦となる[ATPチャレンジャーダラス]初戦に登場。世界ランク214位デニス・ノビコフ(アメリカ)と対戦し、第1セットを6-3で先取した錦織は、続く第2セットも6-3で奪いストレート勝ち。前週よりも格段に良くなったサーブからリズムを掴み、復帰後初勝利を飾り、2回戦へ進出した。

奇しくも、前週の復帰戦となった「男子テニスATPチャレンジャー ニューポートビーチ」1回戦で対戦し、フルセット(3-6、6-3、4-6)の末に敗れたノビコフと、2週連続で対戦することになった錦織。

第1セットは、ノビコフのサーブからスタート。第5ゲームまではお互いキープする展開が続き、迎えた第6ゲーム。錦織はサービスエースを見せるなど、この日2度目のラブゲームでキープ。

それ以降はノビコフがリズムを崩す一方、錦織はドロップショット、ネットプレーなどで持ち味を発揮。そのまま流れに乗って、第1セットを6-3で先取した。

続く第2ゲームも錦織は好調をキープ。サービスゲームをしっかりキープすると、第2ゲームで早速ブレーク。第3ゲームではダブルフォルトを犯すなどして、一時押し込まれたが、第4ゲームではデュースにもつれる展開を制してブレークバックに成功。

続く第5ゲームでも切れのあるサービスを披露し、その後もコースを突く正確なショットでポイントを重ね、第2セットを6-3で獲得。ストレートで復帰後初勝利を挙げた。

1回戦を勝ち抜いた錦織は、2回戦でM・バッヒンガー(ドイツ)と予選から勝ち上がったE・カルロフスキ(ロシア)の組み合わせで、勝利した方と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「全豪オープン」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)