「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)大会8日目となった1月22日、大坂なおみ(日本/日清食品)はグランドスラム4回戦で、世界女王のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦。大坂は3-6、2-6とストレ…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)大会8日目となった1月22日、大坂なおみ(日本/日清食品)はグランドスラム4回戦で、世界女王のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦。大坂は3-6、2-6とストレートで敗れ、初のグランドスラム・ベスト8進出はならなかった。

第1セットは3-6で女王ハレプに先取された大坂。

大坂は気持ちをしっかりと切り替えられたのか、第2セットはいきなりのサービスブレーク。大坂は幸先のよい第2セットスタートを切ったように見えたが、そこは相手も世界女王のハレプ。直後の第2ゲームにギアを上げて、すぐさまブレークバックされる展開に。

すると、大坂は第4ゲームに踏ん張りどころを迎えた。相手の緩急のついたショットに対して、大坂は決めきれず、ハレプにブレーク先行を許しゲームカウント1-3に。大坂は今大会ここまで、世界トップレベルとも言われる強力なサービスで相手を崩し勝ち上がってきたが、ハレプは要所で巧みなサービスレシーブを繰り出し、大坂になかなか流れを渡さない。最後も大坂は、サービスゲームをブレークされてしまい試合終了。

大坂は、初のグランドスラム・ベスト8入りはならなかったが、メンタルも含めて大きな成長を見せてくれた。今後の活躍も大いに期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」1回戦のクコバとの試合でフォアを放つ大坂なおみ

(Photo by Pat Scala/Getty Image)