<全日本卓球選手権2018・大会7日目・男子シングルス決勝・東京体育館>全日本卓球の男子シングルス決勝で五連覇・10度目の優勝を狙う水谷隼(木下グループ)と最年少優勝を狙う張本智和(JOCエリートアカデミー)が対戦し、ゲームカウント4ー2で…

<全日本卓球選手権2018・大会7日目・男子シングルス決勝・東京体育館>

全日本卓球の男子シングルス決勝で五連覇・10度目の優勝を狙う水谷隼(木下グループ)と最年少優勝を狙う張本智和(JOCエリートアカデミー)が対戦し、ゲームカウント4ー2で張本が勝利した。

準決勝では水谷は松平健太(木下グループ)を、張本は森薗政崇(明治大)をともにゲームカウント4-0のストレートで下しての決勝進出。異次元の強さを見せる2人の対決となった。

試合は序盤から張本のペース。特に張本がラリー中に高速バックハンドで水谷のフォア側を打ち抜くシーンが目立ち常に水谷をリードする展開に。経験豊富な水谷は、パワーとテクニックで対抗し粘りを見せるも、最後は張本の高速卓球に屈した。

張本は最年少での男子シングルス優勝。ジュニア男子との二冠も達成した。

試合後には「東京五輪で金メダルを獲れるように頑張る」とコメントし、会場の東京体育館に集まった7000人の観客から大きな拍手が贈られた。

試合結果

水谷隼 2(9-11、5-11、11-8、2-11、11-6、5-11)4 張本智和

文・写真:ラリーズ編集部