他チームのヘッドコーチにメールで支持を求める1月18日に発表されたNBAオールスター先発に続き、1月23日にはヘッドコーチの投票により決まるリザーブが発表される。これに先立ち、ラプターズ指揮官のドウェイン・ケーシーが、教え子カイル・ラウリー…

他チームのヘッドコーチにメールで支持を求める

1月18日に発表されたNBAオールスター先発に続き、1月23日にはヘッドコーチの投票により決まるリザーブが発表される。

これに先立ち、ラプターズ指揮官のドウェイン・ケーシーが、教え子カイル・ラウリーの4年連続オールスター出場を実現させるため、ロビー活動を行なった。『TSN Sports』によれば、ケーシーは他チームのヘッドコーチに、ラウリーに投票するよう頼むメールを送信したというのだ。

この件について聞かれたケーシーは、「カイルはすでにオールスターで、選手としての評価は彼が生み出しているのだから、私が動くべきではないのかもしれない」と語りつつも、「もし東カンファレンスでカイルより優れているガードが5人いるのなら見てみたい」と、教え子がオールスターに出場すべきという考えを明確にしている。

ヘッドコーチの投票では、ガード2選手、フロントコート3選手、ポジションフリーの2選手ずつの計14選手が選ばれる。ガード2枠を争うライバルは、キャリア最高のシーズンを送っているペイサーズのビクター・オラディポとウィザーズのブラッドリー・ビール、そしてホーネッツのケンバ・ウォーカーといったところだろうが、過去の実績から言っても、ラウリーが選出される可能性は十分ある。ケーシーも、ラウリーの選出が濃厚なことは分かっているのだが、可愛い教え子のため、自分にやれることをしたいと思ったのだろう。

「きっとバスケットボールの神様が正しいことをしてくださるはずだ。彼は選出されると思う」と、ケーシーは語った。