昨季はキャリアハイの成績残すも、前半戦は2軍 西武の山川穂高が18日、所沢・西武第二球場にて、チームメイトの森友哉と行っている自主トレを公開した。 午前10時に本格的にスタートし、ランニング、キャッチボール、内野ノック、マシン打撃など、約2…

昨季はキャリアハイの成績残すも、前半戦は2軍

 西武の山川穂高が18日、所沢・西武第二球場にて、チームメイトの森友哉と行っている自主トレを公開した。

 午前10時に本格的にスタートし、ランニング、キャッチボール、内野ノック、マシン打撃など、約2時間しっかりと体を動かした。

 今自主トレは、主にランニングに重点を置いているという。1年目から「毎年のようにキャンプで怪我がある」と反省。徹底的に走りこみ、「まずは春季キャンプを乗り切り、1日1日アピールするための準備をしっかりしたい」考えだ。

 昨季は78試合に出場し、打率.298、23本塁打、61打点とキャリアハイの成績を残し、9月からは4番打者も任された。とはいえ、それらは主に後半戦からの数字だけに「今季は全部出たい」とシーズン全試合出場に燃える。

 そのためには「僕は春先が弱い。スタートダッシュできるように、紅白戦、オープン戦からホームランやヒットをどんどん打ってアピールしないと。レギュラーじゃないと思っているので、(開幕戦へ向けての)“調整”という言葉を使える立場ではない」と開幕まで必死で向かう。身体のケア、心のケアの部分も含め、「全部、全力でやりたい」と完全燃焼を誓った。(上岡真里江 / Marie Kamioka)