元チャンピオンのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は好調の復活を続け、アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-0、6-4で倒して「全豪オープン」2回戦へと駒を進めた。火曜日の試合で第1セットをわずか17分でものにしたケルバーだったが、第2…

元チャンピオンのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は好調の復活を続け、アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-0、6-4で倒して「全豪オープン」2回戦へと駒を進めた。

火曜日の試合で第1セットをわずか17分でものにしたケルバーだったが、第2セットは苦戦してサービスゲームを2度ブレークされた後に2本目のマッチポイントを決めて連勝を10に伸ばした。

ケルバーは、ドイツが決勝でスイスに敗れた「ホップマンカップ」のシングルスの試合で4連勝して今年のスタートを切り、先週の「シドニー国際」では優勝して2016年「全米オープン」以来となるタイトルを獲得した。

ケルバーは2年前にオーストラリアで大躍進を遂げ、決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を破ると、「ウィンブルドン」でも決勝に進出し、「全米オープン」を制して、同年に世界ナンバーワンに上り詰めた。

2017年は世界ランクを20位台まで落としたものの、メルボルン・パークのタイトルを獲得できるだけの調子を取り戻しつつある。女子のドローで「全豪オープン」を制したことがあるのは、ケルバーとマリア・シャラポワ(ロシア)のみだ。

「コートにいることがまた楽しくなっている」とケルバーは言う。「オーストラリアと私は相性がいい。この国が大好き。滞在を楽しんでいるし、ベストのテニスをしている」

「幸先の良いスタートができている。これが続くといいな」

ケルバーはドナ・ベキッチ(クロアチア)と対戦する2回戦が行われる木曜日に30歳の誕生日を迎える。(C)AP(テニスデイリー編集部)※写真は現在10連勝中のケルバー

(AP Photo/Andy Brownbill)