テニスのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の2日目となる16日、大坂なおみ(日本/日清食品)がクリスティーナ・クコバ(スロバキア)と対戦中だ。第1セットは、大坂が7-5で先取して…

テニスのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の2日目となる16日、大坂なおみ(日本/日清食品)がクリスティーナ・クコバ(スロバキア)と対戦中だ。第1セットは、大坂が7-5で先取しており、試合は現在第2セットが行われている。

第1セットは大坂のサービスから試合開始。第3ゲームまでは、大坂、クコバともに、サービスをキープする展開。大坂が自身のサービスをキープし、2-1とした。

試合が最初に動いたのは、第4ゲームだった。大坂は、左右に振り合うラリー戦で粘ると、フォアサイドからストレートに打ち込んだストロークがエースとなり、1ポイントを先行。ネットミスなどでデュースとなったものの、アドバンテージを握ると、短くなったクコバの返球を、相手コートのフォアサイドへのエースにしてブレークに成功した。4ゲームを終了して、大坂が3-1とリードした。

その後、大坂は落ち着いてサービスをキープして優位に展開すると見られたが、第7ゲームではミスなどから、トリプルブレークポイントのピンチに陥った。この窮地で大坂は、さすがに挽回できずに、1ブレークアップのリードを帳消しにされるブレークを許すことになった。カウントはこの時点で、4-3で大坂のリードとなった。

しかし、クコバのサービスゲームとなった第12ゲームで、大坂は大きく歩を進めた。最初のポイントではクコバのドロップショットに追いついて決めきり先行すると、深いストロークなどで押し込みブレークポイントを握った。

最後は、バック同士のラリーから大坂のストレートに打ち込んだ球がエースになり、大坂が1セット目を先取した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)