文:赤羽ひな(ラリーズ編集部)写真:アフロ2017年は、卓球ニッポンが大きく飛躍した一年だった。15日、全日本選手権の開会式に続いて、2017年4月のアジア選手権と5月、6月の世界選手権においてメダルを獲得した選手に報奨金が授与された。8名…
文:赤羽ひな(ラリーズ編集部)
写真:アフロ
2017年は、卓球ニッポンが大きく飛躍した一年だった。
15日、全日本選手権の開会式に続いて、2017年4月のアジア選手権と5月、6月の世界選手権においてメダルを獲得した選手に報奨金が授与された。8名の選手に贈られた総額は2900万円にのぼる。
昨年の世界卓球、アジア卓球のメダリスト達(写真:ラリーズ)
全日本の開会式で報奨金の授与が行われることは極めて稀であり、2017年は卓球ニッポンが大きく飛躍した一年だったことを改めて思い出させた。
報奨金の金額
(1)アジア卓球選手権大会
【女子シングルス 金】 平野美宇 500万円
(2)世界卓球選手権大会
【混合ダブルス 金】 吉村、石川ペア 各500万円
【男子ダブルス 銀】 森薗、大島ペア 各250万円
【男子ダブルス 銅】 丹羽、吉村ペア 各150万円
【女子ダブルス 銅】 伊藤、早田ペア 各150万円
【女子シングルス 銅】 平野美宇 300万円
昨年4月には、ヤマト卓球(現VICTAS)の児玉義則社長が、東京五輪で男子団体が金メダルを獲得した場合には1億円の報奨金を贈る考えを述べ、話題を呼んだ。今後も国際大会でのメダルラッシュが期待される中、選手の戦績だけでなく、報奨金にも注目したい。