フランス・ニースで開催された「コート・ダジュール・ニース・オープン」(ATP250/5月15~21日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)。 21日に決勝が行われ、第1シードで22歳のドミニク・ティーム(オーストリア)が、第8シ…

 フランス・ニースで開催された「コート・ダジュール・ニース・オープン」(ATP250/5月15~21日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)。

 21日に決勝が行われ、第1シードで22歳のドミニク・ティーム(オーストリア)が、第8シードで19歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-4 3-6 6-0で倒し、今季3つ目、ツアー通算6つ目のタイトルを獲得した。

 ティームは、サービスゲームを4回落としたものの、ズベレフのサービスを6回ブレークした。

 ツアー初の決勝を戦ったズベレフは、9本のダブルフォールトをおかし、そのうち4本が第3セットでのものだった。

 第3セットのティームは、自身のサービスゲームで一度もブレークポイントに直面することなく、ファーストサービスが入ったあとは、すべてのポイントを勝ち取っている。

 ティームは現在、世界15位。今季のツアータイトルはほかにアカプルコ(ハードコート)と、ブエノスアイレス(クレーコート)がある。今回の優勝を含めた6つのツアータイトルのうち、5つがクレーコートでのものとなった。

 両者は揃って日曜日に始まる全仏オープン(5月22日〜6月5日/フランス・パリ)に出場する。ティームは第13シードを付け、イニーゴ・セルバンテス(スペイン)と、ズベレフはピエール ユーグ・エルベール(フランス)と初戦を戦う。(C)AP(テニスマガジン)