フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は11日、「ASBクラシック」(1月8日~1月13日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート)の準々決勝での、カレン・ハチャノフ(ロシア)との対戦に勝利し、準決勝へ駒を進めた。カウントは…

フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は11日、「ASBクラシック」(1月8日~1月13日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート)の準々決勝での、カレン・ハチャノフ(ロシア)との対戦に勝利し、準決勝へ駒を進めた。カウントは7-6(4)、6-3、試合時間は1時間32分だった。デル ポトロは、今大会に第2シードで出場しており、ランキングは12位とトップ10への返り咲きも目前だ。デル ポトロ自身のキャリア最高順位は4位で、まだ距離はあるものの、視野には入っているといえる、上位層には違いない。

一方の、ハチャノフは、ランキングでは48位の21歳で、昨年の「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」にも出場するなど、実力をつけてきているだけではなく、注目される場にも現れ始めている。

試合は、デル ポトロが、ハチャノフとのせめぎ合いで遅れをとることなく展開した。第1セットでは、両選手とも、自身のサービスゲームのキープを続け、緊迫したままゲームを消化。タイブレークにもつれ込むと、一進一退の競り合いをデル ポトロが制して、1セット先取でリードした。

第2セットに入ると、デル ポトロはさらに、2ゲーム目の最初のハチャノフのサービスゲームをブレークし、優位を確保。自身のサービスゲームでは、ブレークを許さず、持ち前の強打と威力のあるサービスも駆使しながら、勝利にたどり着いた。

デル ポトロは前日の10日には、次世代のスター候補と目されるデニス・シャポバロフ(カナダ)にも快勝しており、いわゆる若手のグループから連勝を納めた格好だ。

デル ポトロは12日に準決勝で、ダビド・フェレール(スペイン)と対戦する予定。(テニスデイリー編集部)

※写真はサーブのトスを上げようとするデル ポトロ

(Photo by Phil Walter/Getty Images)