フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は10日、「ASBクラシック」(1月8日~1月13日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート)の2回戦で、デニス・シャポバロフ(カナダ)に快勝し、準々決勝への進出を決めた。「全豪オープン…

フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は10日、「ASBクラシック」(1月8日~1月13日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート)の2回戦で、デニス・シャポバロフ(カナダ)に快勝し、準々決勝への進出を決めた。「全豪オープン」を直後に控える大会も大詰めの局面に入ってきた格好だ。

デル ポトロは、今大会に第2シードで出場しており、ランキングは12位とトップ10へお返り咲きも目前だ。デル ポトロ自身のキャリア最高順位は4位で、まだ距離はあるものの、視野には入っているといえる、上位層には違いない。

一方の、シャポバロフは、18歳と10代ながらすでに50位に入ってきている次世代のエースの一人で、昨年は「最も上達した選手賞」と、ランキング100位以内の最も若いプレーヤーを表彰する「ATPスターオブトゥモロー」といった受賞歴も積み上げており、注目の若手選手の一人だ。

前回のデル ポトロとの対戦では、6-3、7-6(4)でシャポバロフが勝利している。

その両者が今回は、オークランドで対戦し試合は、デル ポトロが6-2、6-4とシャポバロフに対して快勝しており、前回の雪辱を果たした。

試合では、シャポバロフは、ダイナミックなフォームから放つフォアと、片手のバックハンド、多彩なプレーを見せたものの、デル ポトロの高い壁を打ち破ることはできなかった。

他方で、デル ポトロは、シャポバロフに対して、1度もブレークを許さず、危なげなく勝ちきった格好だ。

デル ポトロは次の試合となる準々決勝で、カレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はシャポバロフと対戦している際のデル ポトロ

(Photo by Phil Walter/Getty Images)