主力の大量放出に波紋、チーム黒字化ならジーターオーナーの報酬アップ!? 新たに共同オーナーに就任した元ヤンキースのスーパ…
主力の大量放出に波紋、チーム黒字化ならジーターオーナーの報酬アップ!?
新たに共同オーナーに就任した元ヤンキースのスーパースター、デレク・ジーター氏のもとでチーム再建を進めているマーリンズ。しかし、コスト削減のためにジャンカルロ・スタントン外野手(ヤンキース)、マルセル・オズナ外野手(カージナルス)、ディー・ゴードン内野手(マリナーズ)ら主力を次々とトレードで放出する手法は、チーム内外で波紋を広げている。
年末に行われたファンとの公開討論会では、ジーター氏への批判の声が次々とあがり、再建の中で主力になると見られていたクリスチャン・イエリッチ外野手、J・T・リアルミュート捕手も不満を示すなど、“崩壊危機”に瀕しているマーリンズ。これほどまでの急激な改革はなぜ必要なのか、疑問の声も上がる中、地元メディアは、チームが黒字化した場合、ジーター氏にボーナスが支払われる契約になっていると報じている。
CBSスポーツ電子版は、主力の放出が続く今オフの一連の流れについて触れた上で、イエリッチやチームリーダーのマーティン・プラド内野手もキャンプ前にトレードに出される可能性があると指摘。そして、地元紙「マイアミ・ヘラルド」の連載を引用する形で、マーリンズが黒字化すれば、ジーター氏に7桁額のボーナスが支払われると伝えている。少なくとも、年間110万ドル(約1億2500万円)がジーター氏に入るというのだ。
「マイアミ・ヘラルド」では、関係者から入手したという投資家向け資料の内容について伝えているという。黒字化を成功させた場合のジーター氏へのボーナス額は、2018年が200万ドル(約2億2600万円)、2019年は170万ドル(約1億9200万円)、2020年が110万ドル、2021、2022年は200万ドルに設定されていると、CBSスポーツは明かしている。
黒字化なら年俸総額は8億円「個人としては利益も非常に早くあげることができる」
そして、「マイアミ・ヘラルド」では、実際に2018年のマーリンズは黒字化が見込まれていると指摘。その大きな要因の1つが主力の放出で、スタントン、オズナ、ゴードンの3人で約4500万ドル(約51億円)の削減に成功したという。ジーター氏のもとで経営が健全化していることは確かなようだが、主力のトレードで獲得した若手も乏しく、著しく弱体化することをファンは危惧している。お気に入りのスター選手がいなくなるという事実も当然、ショックなはずだ。
もっとも、ジーター氏個人にとっては、メリットが大きいという。CSBスポーツは、スーパースターがマーリンズ買収に投資した額は、2500万ドル(約28億3000万円)だったと紹介。ただ、最高経営責任者(CEO)としての報酬は18年~22年に毎年500万ドル(約5億6600万円)の総額2500万ドルで、「投資金額を短い期間で回収できることだろう」と記事では指摘している。これに黒字化のボーナスが加われば、「個人としてはこの投資での利益も非常に早くあげることができる」というのだ。
記事には、ジーター氏が今季、報酬とボーナスで計700万ドル(約8億円)を手にすれば「イエリッチの年俸とほぼ同額になる」と痛烈な一言も添えられている。もちろん、生まれ変わったマーリンズが数年以内に勝てるチームへと成長すれば、問題はない。ただ、このまま低迷脱出のきっかけを掴めなければ…。レジェンドの大胆な改革に注目が集まっている。(Full-Count編集部)