男女混合の国別対抗大会「ホップマンカップ」のベルギー対カナダの一戦で、エリーゼ・メルテンス(ベルギー)は5日、ユージェニー・ブシャール(カナダ)と女子シングルスで対戦して、ベルギーの決勝進出に望みをつないだ。カウントは6-4、6-4だった。…

男女混合の国別対抗大会「ホップマンカップ」のベルギー対カナダの一戦で、エリーゼ・メルテンス(ベルギー)は5日、ユージェニー・ブシャール(カナダ)と女子シングルスで対戦して、ベルギーの決勝進出に望みをつないだ。カウントは6-4、6-4だった。

「ホップマンカップ」は、オーストラリアのパースで開催される国別対抗の大会で、参加チームは男女1名ずつ。全8チームが参加し、グループAとBの2つにわかれてリーグ戦を行い、その結果の1位同士が直接対戦して、優勝が決まる。試合は、出だしからブシャールの苦しい形でスタート。メルテンスが第1ゲームで、ブレークをして、自身のサービスゲームをキープ。理想的な序盤の展開を作り出した。

一方の、ブシャールは、第6ゲームで逆にブレークを達成して、1ブレークダウンの逆境を帳消しにしたものの、1セット目獲得までサーブを守りきることはできずに、メルテンスに大きくリードされる格好になった。

2セット目は、お互いに2度のブレークをし合って迎えた第9ゲームに、メルテンスがブレークポイントを握ると、ラリー戦からバックハンドのダウンザラインのストロークをサイドアウトを誘い、サービングフォーザマッチを迎えた。

メルテンスはそのまま手堅くキープして、ベルギーが女子シングルスで先勝する形となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ホップマンカップ」でセットを獲得しガッツポーズをとるメルテンス

(Photo by Paul Kane/Getty Images)