現地1月6日、NFC第3シードのロサンゼルス・ラムズと、第7シードアトランタ・ファルコンズによるワイルドカードプレーオフが、ラムズ本拠地メモリアルコロシアムで行われる。プレーオフ進出はラムズが13年ぶり28回目、ファルコンズが2年連続14回目となっている。

強力な攻撃陣同士のぶつかり合いとなるのが大方の予想だ。ラムズは1試合あたり29.9点で1位の得点力。ファルコンズは1試合あたり22.1点で15位ながら第3ダウンコンバージョン成功率が44.67パーセントで1位。さらに昨季はリーグ1位となる1試合あたり33.8得点を叩き出したメンバーの多くが残っている。また、ラムズのRBトッド・ガーリー、ファルコンズのWRフリオ・ジョーンズ。2人のリーグを代表する選手のパフォーマンスが鍵になるだろう。

しかし、その2人から主役の座を奪う可能性のある選手がいる。ラムズDTアーロン・ドナルドだ。ドナルドはいずれもDT最多となる11QBサック、5フォースファンブルを記録している。91回のQBプレッシャーはOLBやDEを凌ぎ全選手の中でトップ、最優秀守備選手の有力候補だ。昨季のラムズはチームが4勝12敗で低迷する中、守備では喪失ヤード1試合あたり337ヤードで9位と決して悪くなかった。ドナルド自身もプロボウルに選出され、高く評価されていた。6年目のベテランDTマイケル・ブロッカーズは「もしラムズの攻撃が平凡で、最悪でさえなかったらプレーオフも狙えるのに」と、昨季まで守備陣は悔しがっていたことを今季プレーオフ進出が決まった際に振り返っている。そしてショーン・マクベイHCが訪れた今季、ラムズの攻撃は平凡を遥かに超える域に達し、ようやくドナルドの実力に相応しい舞台に、プレーオフに辿り着いた。

対するファルコンズOLはQBサックが24回で3番目に少ないが、リーグ屈指のGの一人アンディ・レビートリが負傷欠場、プロボウラーCアレックス・マックはふくらはぎの負傷で練習に不参加と、最強のDTを前にしては心許ないだろう。ドナルドの鮮烈なプレーオフデビューが期待される。