現地1月7日、AFC第3シードのジャクソンビル・ジャガーズと、第6シードのバッファロー・ビルズによるワイルドカードプレーオフがジャガーズ本拠地エバーブランクフィールドで行われる。プレーオフ進出はジャガーズが10年ぶり7回目、ビルズが18年ぶり18回目となっている。

シーズン開幕時には予想しにくかった組みわせだ。ジャガーズが地区優勝をしたのは1999年以来、AFC南地区所属なってからは初めての出来事だ。加えてビルズはプレーオフ進出自体1999年以来である。

ジャガーズの強みはCBA.J.ボイエーとジャレン・ラムジーの最強CBコンビ、そして14.5QBサックを記録したDEカレイアス・キャンベルを主力とした堅守だ。対するビルズ攻撃陣は1試合あたりの総獲得ヤードが302.6ヤードで29位。しかもチームのラッシングヤード、レシーブヤードともにトップのRBレシーン・マッコイが第17週に足首を負傷してしまった。出場自体はできる可能性が高いものの、練習には不参加で本調子でないのは確かだ。ビルズの攻撃が通用する可能性は極めて低いだろう。

しかし、ジャガーズにも不確定要素がある。QBブレイク・ボートルズだ。2014年ドラフト1巡目3位指名でNFL入りしたものの、インターセプトが多く安定性に欠いた。4年目の今季は比較的安定していたものの、敗戦した全ての試合でインターセプト喫し、第16週の49ナーズ戦では3インターセプト。最強の守備をもってしても44点失点を喫する原因になった。第17週のタイタンズ戦もインターセプト2回でチームは敗北している。一方で対戦相手に「ゴミ」、「二流」と暴言を浴びせられても「現に勝っているのだからゴミと言われても構わない」と返し、4試合でパサーレーティングが100を超え、チームメイトにもリーダーとして認められているなど、悪いことばかりではない。

ビルズのパス守備はルーキーナンバーワンCBトレデビアス・ホワイト、それぞれ5インターセプトのSマイカ・ハイド、Sジョーダン・ポイヤーと、強力なメンバーが揃っている。ボートルズがパス攻撃で大成功を収めるのは難しいかもしれないが、勝利のためには失敗は許されない。ビルズを破ることができれば、ボートルズの評価は大きく変わるはずだ。