現地1月7日、NFC第4シードのニューオーリンズ・セインツと、第5シードカロライナ・パンサーズによるワイルドカードプレーオフが、セインツ本拠地メルセデスベンツスーパードームで行われる。プレーオフ進出はセインツが4年ぶり11回目、パンサーズが2年ぶり8回目となっている。

同じNFC南地区のセインツとパンサーズは、レギュラーシーズン中に二度対戦しているが今季は第3週が34対13、第13週が31対21でいずれもセインツが制している。1試合あたりの総獲得ヤード391.2ヤードで2位のセインツ攻撃陣をパンサーズがどう止めるかが鍵だ。

今季のセインツはRBアルビン・カマラとマーク・イングラムが中心。2人のRBがどちらもラン、キャッチ併せて1500ヤード以上獲得したのは史上初めてだ。勝利した試合ではランで平均151.3ヤード、敗れた試合では平均僅か81.2ヤードと、2人のランの成否が勝敗にそのまま関わってくる。特にカマラはラン1回平均6.2ヤードを獲得でリーグトップ。また、ランが第1ダウン更新かタッチダウンになる確率は34.2パーセントとRB中1位で、最優秀新人選手の候補にもなっている。

パンサーズは最高のILBの呼び声の高いルーク・キークリーを中心に、1試合あたり88.1ヤードしか許さないラン守備を誇る。キークリーは6年連続で100回以上のタックルを記録。本人のタックル能力もさることながら、ビデオ研究と視野の広さで、運動能力の高いOLBトーマス・デイビスらを指揮し、守備全体に貢献できる選手だ。

キークリーをもってしてもカマラは、「動きが滑らかで、それが自然にできている。滑るように動いているね。素早く動くわけじゃないんだけど、タックルがしにくい選手だ」と手を焼いている。事実、第3週の対戦時はキークリーのタックルをかわしてキャリア初のタッチダウンを記録。第13週もゴールラインでキークリーを跳ね飛ばしタッチダウンを奪っている。しかし、三度目の対戦ではキークリーも対策を講じてくるに違いない。勢いに乗るルーキーが三度目の対決も制するか、ベテランLBが意地を見せるかに注目だ。