男女混合の国別対抗大会「ホップマンカップ」で、ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)とエリーゼ・メルテンス(ベルギー)が3日に対戦し、メルテンスが女子シングルスで勝ち星を拾った。カウントは2-6、6-4、6-2だった。「ホップマンカップ」は、…

男女混合の国別対抗大会「ホップマンカップ」で、ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)とエリーゼ・メルテンス(ベルギー)が3日に対戦し、メルテンスが女子シングルスで勝ち星を拾った。カウントは2-6、6-4、6-2だった。

「ホップマンカップ」は、オーストラリアのパースで開催される国別対抗の大会で、参加チームは男女1名ずつ。全8チームが参加し、グループAとBの2つにわかれてリーグ戦を行い、その結果の1位同士が直接対戦して、優勝が決まる。

チーム同士の各対戦は、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルスをそれぞれ行い、2勝すれば勝ちとなる。日本からは杉田祐一(日本/三菱電機)と大坂が出場中だ。

ガブリロワは2018年1月1日付けのランキングで25位となっており、2010年全米ジュニアで優勝するなど、ジュニアの世界ランキングで1位になった実績を持っており、まだまだこれからの活躍も期待されるている選手の一人だ。

一方でメルテンスは2018年1月1日付けのランキング36位につけており、昨年は「 ホバート国際」で優勝するなど、実績も残し始めてきた22歳。まだまだこからののびしろもありそうな選手となっている。

その中で、ガブリロワは、ラリー戦の中で深く打ち込むストロークなどを駆使して、度重なるブレークを達成。自身のサービスゲームも1度はブレークされたものの、3度のブレークを達成し、1セット目を取得した。

2セット目に入ると反対に、メルテンスが巻き返しを図った。3ゲーム目で、サービスを攻めて0-30とした直後にリターンエースを決めた。さらに、ガブリロワが次のポイントでラリーの際にネットミスを犯し、ブレークを与えてしまう結果となり、メルテンスは2セット目を取得した。

続く3セット目でも、ガブリロワはラリーでは多く優位には立ったものの、勝負どころでポイントを取りきれずに、逆に序盤でブレークを許してしまう。メルテンスはさらにブレークを重ね、最後には勝利を手にした。(テニスデイリー編集部)

※写真はベルギー対オーストラリアの女子シングルス試合後のメルテンス(右)とガブリロワ

(Photo by Paul Kane/Getty Images)