国別対抗大会「ホップマンカップ」で、日本対スイスの男子シングルスで杉田祐一(日本/三菱電機)は、ジャック・ソック(アメリカ)と対戦。杉田が7-6(1)で第1セットを先取し、第2セットを1-1としたところでソックが棄権。杉田が勝利を手にした。…

国別対抗大会「ホップマンカップ」で、日本対スイスの男子シングルスで杉田祐一(日本/三菱電機)は、ジャック・ソック(アメリカ)と対戦。杉田が7-6(1)で第1セットを先取し、第2セットを1-1としたところでソックが棄権。杉田が勝利を手にした。

「ホップマンカップ」は、オーストラリアのパースで開催される国別対抗の大会で、参加チームは男女1名ずつ。全8チームが参加し、グループAとBの2つにわかれてリーグ戦を行い、その結果の1位同士が直接対戦して、優勝が決まる。

チーム同士の各対戦は、男子シングルス、女子シングルス、ミックスダブルスをそれぞれ行い、2勝したチームの勝ちとなる。

ソックのリタイアまでの展開では、杉田がリード。第3ゲームでブレークを許すものの、巻き返す展開を見せた。3-4で迎えた第8ゲームで、出だしからポイントを連取。ソックがダブルフォルトを重ね、杉田がブレークをものにした形だった。

杉田とソックはそのままタイブレークに入ったものの、タイブレークの最中にソックが、逆をつかれた際に、切り返そうとしたところ足を滑らせて、傷めた様子だった。さらに、タイブレーク途中でも、ソックはボールを追いかけられなかった。

そのまま、1セット終了時点で、トレーナーを呼んだ後にはじまった2セット目の2ゲームを終えたところでソックは、怪我で棄権、あっけない幕切れとなった。

日本対アメリカは結局、大坂なおみ(日本/日清食品)が欠場、ソックが棄権する波乱の展開となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ホップマンカップ」でサーブを放つ杉田

(Photo by Paul Kane/Getty Images)