フランス・ニースで開催されている「コート・ダジュール・ニース・オープン」(ATP250/5月15~21日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)。  金曜日に行われた準決勝で、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア…

 フランス・ニースで開催されている「コート・ダジュール・ニース・オープン」(ATP250/5月15~21日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)。  金曜日に行われた準決勝で、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、アドリアン・マナリノ(フランス)を6-1 6-3で退け、決勝に進んだ。世界15位のティームは、今季3つ目、キャリア6つ目のタイトル獲得を目指している。

 ティームは決勝で、キャリア初の決勝進出を決めた19歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準決勝で第5シードのジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-4 4-6 6-2で破っての勝ち上がり。

 ティームは一度サービスゲームを落としたが、それを除けば、ほぼ問題はなく、ファーストサービスからのポイント獲得率は89%と高い数字で、マナリノのサービスを5度にわたって破った。

 第8シードのズベレフは、準々決勝で第2シードのジル・シモン(フランス)に対して2つのマッチポイントを握られながら凌いで、6-3 6-7(6) 7-6(1)で勝利をつかんだ。準決勝でのズベレフは、ソウザから7本のサービスエースを奪ったものの、一方で8本のダブルフォールトをおかしてもいた。(C)AP(テニスマガジン)