スイス・ジュネーブで開催されている「ジュネーブ・オープン」(ATP250/5月15~21日/賞金総額49万9645ユーロ/クレーコート)は準決勝が行われ、トップシードのスタン・ワウリンカ(スイス)とマリン・チリッチ(クロアチア)が勝ち上…

 スイス・ジュネーブで開催されている「ジュネーブ・オープン」(ATP250/5月15~21日/賞金総額49万9645ユーロ/クレーコート)は準決勝が行われ、トップシードのスタン・ワウリンカ(スイス)とマリン・チリッチ(クロアチア)が勝ち上がり、決勝で対戦することが決まった。

 昨年の全仏オープン覇者で世界4位のワウリンカは68位のルーカシュ・ロソル(チェコ)を6-2 4-6 6-3で下し、スイス勢としては11年ぶりとなる決勝進出を決めた。

 第3シードのチリッチは第2シードのダビド・フェレール(スペイン)を7-5 7-5で退け、フェレールに対するクレーコートの大会での挑戦は3度目にして初めて勝利を刻んだ。

 チリッチがこれまでに獲得したタイトルは「14」あるが、そのうちクレーコートの大会でのタイトルは4年前に母国クロアチア・ウマグで挙げた一つだけだ。

 土曜日に行われる決勝はワウリンカにとって、まもなく始まる全仏オープン(5月22日~6月5日)のタイトルを防衛し始める前の最後の試合となる。ちなみにワウリンカが過去3シーズンで決勝に進んだ際の勝敗は、9勝0敗とすべてに勝っている。(C)AP