タイムアウト中のドッキリ企画に目を丸くすることに5シーズンぶりにNBAの舞台に戻ってきたデイミエン・ウィルキンズは、若手が多いペイサーズで指南役としてその経験を発揮している。出場時間、それから試合での役割は限定的ではあるものの、プロとしての…

タイムアウト中のドッキリ企画に目を丸くすることに

5シーズンぶりにNBAの舞台に戻ってきたデイミエン・ウィルキンズは、若手が多いペイサーズで指南役としてその経験を発揮している。出場時間、それから試合での役割は限定的ではあるものの、プロとしての姿勢をコート内、ロッカールームでも示し、球団の期待に応えている。

そのウィルキンズが、婚約者と球団によるドッキリ企画でうれしい報せを受けた。12月27日にホームで行なわれたピストンズ戦のタイムアウト中、ウィルキンズの婚約者ジャスミンさんがコートに登場。すぐに気づいたウィルキンズだが、最初はファン参加型の企画に出ているだけだと思ったそうだ。

ところがこの企画、ジャスミンさんとウィルキンズの間に間もなく誕生する第一子の性別を告白するというもの。しかし、試合に集中しきっていたウィルキンズは、司会の言っている内容も耳に入っていなかった。そして、マスコットのブーマーが持っていたパネルを裏返し、そこに「男の子」と書かれているのを見た数秒後、会場内のビジョンを2度見してようやくすべてを察してびっくり仰天。目を細め、息子が生まれることを喜んだ。

ウィルキンズは試合後、ビジョンに映し出された自分の反応について「あの瞬間は、『え? 俺たちのこと!?』という感じだった。僕の表情がすべてを物語っていたよ」と、振り返った。

『USA Today』によれば、試合前日の超音波検査で子供の性別を知ったジャスミンさんが、ペイサーズの選手育成部門ディレクターにこのことを伝え、それでドッキリ企画をやることになったという。

最近では、生まれてくる子供の性別発表が祝い事として扱われている。ウィルキンズの企画の前日には、ピストンズのラングストン・ギャロウェイも第一子の性別発表を婚約者、チーム関係者の前で行なった。

観客や仲間に祝福されての性別発表は、きっと胎教にも良いに違いない。