「楽しもう!」
 そんなチームの合言葉を表すようなのびのびとしたプレー。しかしフィールドにあふれる気迫は並々ならぬものがあった。大阪府中学校代表が8年ぶり5度目の優勝を遂げた。

■第23回全国ジュニア大会
第1ブロック決勝
大阪府中学校代表 21-14 神奈川県ラグビースクール代表(前半7-7)

 全国の中学校、ラグビースクールの選手達が都道府県別に編成した代表メンバー16チームが競う大会が、今年も開催された(12月29日~31日)。12月31日には神戸ユニバー競技場で決勝、順位決定戦が行われ、各地区協会の予選トップチームが集まった第1ブロックでは、大阪府中学校代表が優勝を納めた。女子の部の決勝(30日)では、兵庫県女子代表と東京都スクール女子代表が同点(19-19)の結果、両チーム優勝となっている。

 第1ブロック決勝のカードは大阪府中学校代表vs神奈川県ラグビースクール代表。
 強いフィジカルとスピードを併せ持ったチーム同士の対戦は、序盤にペースを握った大阪中学が先行、神奈川スクールが追いつく展開で進んだ。

 後半25分(ランニングタイム/20分ハーフ)のトライ(G成功)で21-14とし、3度目のリードを奪った大阪中学。最後まで積極的なアタックを貫いてノーサイドを迎えた。
 大阪府中学の今田裕貴監督は、タフな試合を制した選手たちの頑張りに感激。また「中学生らしい、両チームの気迫の表われた試合だ太」と両チームを称えた。
 
 緊張の大舞台で、序盤から全開でプレーする大阪府の姿勢が印象的だった。チームでは「楽しんもう!」が合言葉になっていたという。重厚なコンタクト、俊敏な身のこなしと判断力、そしてベンチを含む選手たちの、チームへの献身が見事に結実した。(文/成見宏樹)