ドイツ・ニュルンベルクで開催されている「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/5月15~21日/25万ユーロ/クレーコート)。 木曜日に行われた準々決勝で、第3シードのアニカ・ベック(ドイツ)が第7シードのアンナ レナ…

 ドイツ・ニュルンベルクで開催されている「ニュルンベルガー保険カップ」(WTAインターナショナル/5月15~21日/25万ユーロ/クレーコート)。

 木曜日に行われた準々決勝で、第3シードのアニカ・ベック(ドイツ)が第7シードのアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)との地元ドイツ勢対決を7-6(6) 2-6 6-2で制してベスト4に進出した。

 この日は雨のため、試合を完全に終えることができたのはこの試合のみとなった。

 ベックの準決勝の対戦相手は予選勝者のキキ・バーテンズ(オランダ)。バーテンズはイリーナ・ファルコーニ(アメリカ)が第1セットを1-6で失ったあと、右足首の故障で棄権したため勝ち進んでいる。ファルコーニは4月のボゴタでWTAツアー初優勝を飾っていた。

 また、ユリア・ゲルゲス(ドイツ)は対戦相手の第4シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が左のハムストリングの故障で試合前に棄権したため、不戦勝で勝ち上がっている。ゲルゲスの準決勝進出は準優勝だった1月のオークランド以来となる。

 ゲルゲスの次の対戦相手はバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)とマリアナ・デュケ マリノ(コロンビア)の勝者となる。この試合は日没のため順延となっており、金曜の午前中に行われる予定となっている。(C)AP