元世界ナンバーワンで右肘の故障でツアーを離脱していたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が29日、自身のオフィシャルサイト内で出場を予定していた「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」の棄権を発表した。サイト内で、「僕自身「ムバダラ・…

元世界ナンバーワンで右肘の故障でツアーを離脱していたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が29日、自身のオフィシャルサイト内で出場を予定していた「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」の棄権を発表した。

サイト内で、「僕自身「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」を棄権しなければいけなくなり残念に思っている。ここ数日、肘の痛みがあり検査をしたところ、メディカルチームのアドバイスにより、今はムリをすることはないと判断し、治療に専念したいと思います」と綴っている。

さらに「公式戦に出場することを心待ちにして、練習も楽しんで臨んでいました。「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」や新しいシーズンに向け準備を進めていたので、とても悲しいです。いまはこの状況を受け入れ、フル参戦できるように備える予定です。今後の出場プランについてもう少し考えてから決めていきたい」と発表している。

順調にトレーニングの様子を公式Twitterなどでファンに向け発信してきたジョコビッチだが、肘のケガを完治し、万全な体勢でトーナメント復帰になるよう祈るばかりだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」のときのジョコビッチ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)