ドミニク・ティーム(オーストリア)が2018年の序盤戦の予定を公表し、6月までに12大会に出場する見通しを明らかにした。2017年12月28日から行われるエキシビジョンマッチである「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」への出場も…

ドミニク・ティーム(オーストリア)が2018年の序盤戦の予定を公表し、6月までに12大会に出場する見通しを明らかにした。2017年12月28日から行われるエキシビジョンマッチである「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」への出場も予定しており、約半年で13大会に出場するなど精力的に大会に臨むようだ。

ティームは2017年12月25日付けのランキングで5位に入っており、今ではトップランカーの仲間入りを果たしている感もある24歳。他方で、2018年シーズンには、怪我でツアーを離脱していた錦織圭(日本/日清食品)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)、スタン・ワウリンカ(スイス)らが復帰することから、ティームがランキングを守れるかも注目だ。

その中で、同選手は、年初から精力的に大会に参加する姿勢を示しており、初戦として「カタール・エクソンモービル・オープン」に出場する予定だ。2017年は、「ブリスベン国際」に出場していたものの、年初に出場する大会を変更した格好だ。

ティームの公式ウェブサイトによれば、カタールで大会に出場した後は、ATPツアーの大会ではないものの、オーストラリアで行われる「クーヨン・クラシック」でステップを踏み、「全豪オープン」に出場を予定しているという。

さらに、「アルゼンチン・オープン」、ブラジルの「リオ・オープン」、「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」、アメリカのインディアンウェルズで行われる「BNPパリバ・オープン」、「マイアミ・オープン」、得意のクレーコートシーズンに入ってくる「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」、「バルセロナ・オープン」、「ムトゥア マドリッド・オープン」への参加を、ティームは予定している。

2018年シーズンの前哨戦となる「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」での、ティームの初戦は12月29日の午後5時(現地時間)から開始する予定で、対戦相手はパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とケビン・アンダーソン(南アフリカ)の対戦の勝者となる。(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年の「リオ・オープン」でのティーム

(Photo by Buda Mendes/Getty Images)