怪我の影響で2018年シーズンの初戦となる「ブリスベン国際」への出場を見送る例が続出している。ATP(男子プロテニス協会)ツアーでは、錦織圭(日本/日清食品)も手首の怪我からの復帰が間に合わず、欠場することを明らかにしている。さらに今回、W…

怪我の影響で2018年シーズンの初戦となる「ブリスベン国際」への出場を見送る例が続出している。ATP(男子プロテニス協会)ツアーでは、錦織圭(日本/日清食品)も手首の怪我からの復帰が間に合わず、欠場することを明らかにしている。

さらに今回、WTA(女子テニス協会)の年初の大会についても同様に、出場を見送る選手が出てきている。

その一人が、2017年のスローン・スティーブンスで、「ブリスベン国際」への出場を見送ることが明らかになった。大会が公式Twitterに投稿して明かしたほか、WTAが公式サイトで同投稿を取り上げて紹介した。

スティーブンスは、現在、24歳でランキング13位とトップ10入りを目前にしている。2017年の「全米オープン」では、 ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、マディソン・キーズ(アメリカ)を破って優勝を果たしており、自身初となるグランドスラムのタイトルを手にした。

同選手は「ブリスベン国際」欠場について、膝の怪我を理由に上げており、復帰が待ち望まれる。

また、「全豪オープン」を2度制した経験のあるビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)も「個人的な理由」で、「ASBクラシック」を欠場することを明らかにしており、それぞれ実力のある選手がシーズン幕開けの大会への参加を見送った格好だ。(テニスデイリー編集部)※写真は2017年の「全米オープン」でのスローン・スティーブンス
(Photo by Abbie Parr/Getty Images)