12月26日、NHKのニュース番組『ニュースウォッチ9』スポーツコーナーが杉田祐一(日本/三菱電機)を特集。2017年、世界ランキング112位から10月には自己最高となる36位へ躍進を遂げたその秘密に迫った。特集映像は杉田の「間違いなく最高…

12月26日、NHKのニュース番組『ニュースウォッチ9』スポーツコーナーが杉田祐一(日本/三菱電機)を特集。2017年、世界ランキング112位から10月には自己最高となる36位へ躍進を遂げたその秘密に迫った。

特集映像は杉田の「間違いなく最高のシーズンだった」というひとことからスタート。松岡修造さん、錦織圭(日本/日清食品)に続く快挙となったツアー初優勝、日本人選手では歴代2位となる世界ランキング36位を獲得したことなどその活躍ぶりが紹介される。

一方、グランドスラム出場までに17回の予選落ちを経験していることなど、苦労人の側面が語られる中で、つい3年前には引退を意識していたことなども明らかに。

そんな折、高校時代の得意技だったライジングショットに改めて注目、より早く返せるようフォームを見直し、テイクバックを浅くしたことが転機となったのだという。

終盤では、杉田が自分の原点を見つめるために今も時折立ち寄るという、母校・湘南工科大付属高テニス部のコート練習を訪問。後輩の姿を見つめつつ、来シーズンの更なる進化を誓う杉田の横顔に、固い決意のほどがうかがえた。(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年10月「ロレックス・パリ・マスターズ」での杉田祐一

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)