USTA(全米テニス協会)が公式サイトでNASA(アメリカ航空宇宙局)と協力して2018年にも宇宙空間でテニスを行うことを明らかにした。2018年3月9日にNASAの宇宙飛行士アンドリュー.J.フューステル氏は同じアメリカ人のリチャード・ア…

USTA(全米テニス協会)が公式サイトでNASA(アメリカ航空宇宙局)と協力して2018年にも宇宙空間でテニスを行うことを明らかにした。

2018年3月9日にNASAの宇宙飛行士アンドリュー.J.フューステル氏は同じアメリカ人のリチャード・アーノルド氏と、ロシア宇宙機関からクルーに加わるオレッグ・アルテミエフ氏とともに第55次長期滞在(Expedition 55)のメンバーとして旅立つ予定。

今回が3回目の飛行で、自身初のISS長期滞在となるフューステル氏はプレスカンファレンスで「テニスをやり始めたのは妻と会ってからなんです。テニスは僕の愛していることの一つです」と語った。

USTAは第55次長期滞在の出発までに準備に協力し、2本のラケットとボールを提供するという。

宇宙飛行士たちは健康維持のために毎日3時間以上のフィットネスを迫られるが、その中でフューステル氏はテニスを取り入れるという試みを行う。

第54次・第55次長期滞在には日本人の金井宣茂氏がクルーといて参加しており、金井氏がフューステル氏とテニスを楽しむ姿を見ることができるかもしれない。

宇宙空間ではさまざまな研究や実験などが行われるが、それに加えて宇宙空間でのテニスがどのようになるのか注目が集まるところだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年の「全米オープン」の様子

(Photo by Mike Hewitt/Getty Images)