ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは12月11日、コスタリカラグビー協会をフルメンバーユニオン(正会員)として歓迎すると発表した。これで、ワールドラグビーに加盟する正式メンバーは105か国・地域となる。今年5月にはガー…

 ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは12月11日、コスタリカラグビー協会をフルメンバーユニオン(正会員)として歓迎すると発表した。これで、ワールドラグビーに加盟する正式メンバーは105か国・地域となる。今年5月にはガーナが104番目のフルメンバーとなっていた。準会員は16か国・地域。

 ワールドラグビーによれば、ラグビーの参加人口は900万に近づいており、世界的な成長が加速するなか、南米は新世代の参加者を獲得する最前線に立っているという。
 コスタリカはその傾向を反映しており、2014年にワールドラグビーの準会員となり、所属する南米協会主催の大会にも積極的に参加、国内オリンピック委員会にも認められ、このたび、必要なすべての会員資格基準を満たしたフルメンバーとしてワールドラグビー理事会の承認を受けた。

 コスタリカでは、15人制の国内リーグに合計で10チームが参加し、900人以上の選手が登録しているという。

 コスタリカは人口約490万人で、首都はサンホセ、公用語はスペイン語。スポーツはサッカーが最も盛んで、2014年のFIFAワールドカップではベスト8、2018年大会も出場を決めている。