計111発コンビ形成のジャッジは「僕たちはこれで親友になったのかな?」 ヤンキースが、マーリンズのジャンカルロ・スタント…
計111発コンビ形成のジャッジは「僕たちはこれで親友になったのかな?」
ヤンキースが、マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手をトレードで獲得することに合意したと、米複数メディアが報じている。今季59本塁打&132打点でナ・リーグ打撃2冠を獲得し、MVPにも輝いたメジャー最強スラッガーが摩天楼の名門に加わることに。“世界一請負人”の期待が集まるスタントンの加入に、ヤンキースのチームメートも大興奮。「一足早いクリスマスプレゼント」「監督、まだ僕は4番打者なの?」などツイッターでさっそく反応し、今季52発でア・リーグ本塁打王&新人王に輝いたアーロン・ジャッジ外野手も“歓迎“している。
今オフ最大の注目事項となっていたスタントンのトレードについて、MLB公式サイトは「関係者、ヤンクスはスタントン獲得で合意に達する」と特集。大谷翔平投手の争奪戦に全力を投じていたものの、面談の招待状が届かずに早期離脱していたヤンキース。だが、ドジャース、アストロズ、カブス、そしてヤンキースという優勝候補への移籍を切望していたと報じられている最強スラッガーの獲得で電撃合意に達したと報じられている。
衝撃の補強にヤンキースの同僚も興奮を隠せない。今季59発&52発の計111本塁打コンビを形成することになるジャッジは「ヘイ、ジャンカルロ」と呼びかけた上で、映画のワンシーンの動画を掲載。字幕で「僕たちはこれで親友になったのかな?」との文字が流れている。
グレゴリアスは新監督に質問「僕はまだ4番打者なの?」
また、ソニー・グレイ投手は「辛抱強く待ってます」と絵文字とともにツイート。スタントン加入の正式発表が待ちきれない様子だった。若手のタイラー・ウェイド内野手もツイッターで「一足早いクリスマスプレゼント」とホクホク状態。一方、正遊撃手のディディ・グレゴリアス内野手は今季就任直後の新監督にいきなり質問している。
「ヘイ、アーロン・ブーン監督、僕はまだ4番打者なのかな?」
このようにツイートし、主軸の座をスタントンに明け渡すことになるのか、さっそく心配していた。グレゴリアス流の“歓迎”と言えそうだ。
今季、ヤンキースはリーグ優勝決定戦でアストロズに惜敗した。田中将大投手はシーズン終了後、契約を破棄してFAとなれるオプトアウトの権利を行使せずに残留を決断。来季の世界一に意欲を見せている。エースが残り、スタントンを加えることになったピンストライプの名門は、ワールドシリーズ制覇の有力候補と言えそうだ。(Full-Count編集部)