秋晴れのなか、慶応義塾大学へとやってきたMELOS編集部。今日は、なんと現役慶応女子大生を集めたランニング座談会を行う…
秋晴れのなか、慶応義塾大学へとやってきたMELOS編集部。今日は、なんと現役慶応女子大生を集めたランニング座談会を行うため、慶応の日吉キャンパスというアウェイ空間へと足を踏み入れました。
慶応ボーイとか慶応ガールに不審な目で見られたらどうしよう……! 挙動不審になりつつ、指定されたテラスへ向かいました。

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今回の座談会メンバーを紹介!
さっそくですが、座談会に参加してくれた女子たちをご紹介します。

▲慶応義塾大学 法学部法律学科2年 森本千恵ちゃん

▲慶応義塾大学 法学部政治学科2年 金澤尚子ちゃん
実はMELOS編集部のインターンなのです

▲慶応義塾大学 法学部政治学科2年 細谷萌香ちゃん
3人は同じ学部の友人同士。森本さんと細谷さんはハワイで12月10日に開催される「JALホノルルマラソン2017」にも参加予定、金澤さんもフルマラソン完走の経験ありとのことで、かなりのラン女子。ランニングを愛する彼女たちのライフスタイルが気になる! ということで、彼女たちのランニングライフについて、さっそく女子トークを繰り広げてもらいました。
――では、それぞれ自己紹介をお願いします
森本:慶応義塾大学、法学部法律学科2年の森本千恵です。趣味はランニングと、テニス。テニスもずっとしてて。あと音楽も好きです。
――将来の夢は?
森本:将来の夢はまだ決まってないです。
金澤:慶応義塾大学、法学部政治学科2年の金澤尚子です。趣味はランニングです。将来の夢はナイです! ……あっ、未定です! 未定。
細谷:慶応義塾大学、法学部政治学科2年の細谷萌香です。趣味は……ランニングと、あとゴルフ好きです。将来の夢は、運動に関することで海外に行きたいです。ヨーロッパあたり。
――皆さん、どれくらいの頻度で走っていますか?
森本:私は、最低でも週3は走っています。
金澤:マラソン大会とかあったら、理想は週3くらい走りたい。でも実際、普通の生活してたら土日ばっかりになっちゃう。
細谷:私……最近ホントに走ってない。
――おい!(一同ツッコミ)
細谷:だいたい週1くらい? 前は、最高週3~4回くらい走ってました。
――走るようになったきっかけは何ですか?
森本:もともとスポーツをしていたからトレーニングの一環として走ってはいたんですけれど、去年の東京マラソンに当たっちゃって。その後に名古屋ウィメンズマラソンを走ることになって、他のレースにも出ることになって、せっかくならって思ったのがきっかけです。
金澤:私はもともと趣味っていうか、ダイエット目的に5kmくらい走ってたんですけれど、名古屋ウィメンズマラソンをきっかけに、10km~20km走るようになった。
――ダイエット方法っていっぱいあるのに、なぜ「走る」を選んだの?
金澤:一番手っ取り早いかなと。
――なるほど。細谷さんは? どうして走るようになったの?
細谷:「10代のうちにやりたいこと」の中に、フルマラソンをなぜか入れてて(笑)。それで、たまたま名古屋のウィメンズマラソンでティファニーがもらえるって聞いて、いいなと思って応募したら当たっちゃったんです。
――皆さん、イイ感じに成り行きでランニングをするようになったというわけですね。今も変わらずランニングを続けている理由って、何ですか?
金澤:分からないんですよね……。楽しいですけれど、実際フルマラソンとかきついじゃないですか。キツイのに何度も出ちゃってるし。なんだかんだで好きなんだろうけれど、「なんで?」って聞かれたら分からない。あ、でもストレス発散にはなりますよね。走ったあと気持ちいいし。
森本:気分転換もありますし、より早く走れるようになるのが快感になってくるっていうか。どんどん目標決めてそれを達成するのが気持ちいいです。
細谷:名古屋ウィメンズマラソンで完走した瞬間が、今までの人生の中で一番感動したんです。それをもっと味わいたいから。これからもどんどん大会に出場して走っていきたいです。
――ランニングを始める前の自分と始めた後の自分、なにか変化はありましたか?
金澤:走る前よりは痩せたかなって思います。名古屋の時は走ったぶん食べちゃって結局プラマイゼロだったんですけれど、この前出た金沢マラソンでは、食事もちゃんとしようと思って鶏肉とか食べたり、食生活に気を付けるようにしたら、3キロくらい痩せたかな。内面は……走ったら気分転換になるから、そんなに落ち込まなくなったかも。
――それ、よく聞きますよね!
金澤:晴れた日とか走ったらすごく元気が出るっていうか。
森本・細谷:出る出る。
金澤:気持ちがいいし。
――森本さん、細谷さんはどう? 内面と外面、何か変化は?
森本:私の場合、持久力がついた。特に痩せたとは思わないけれど、引き締まったかなって思う。くよくよしなくなったのもある。自分的に、自分に自信がついたっていうのが最大の変化。
細谷:外面は、名古屋のウィメンズマラソンの後、親に「痩せたね」って言われました。戻ったけれど(笑)。内面は、私も自分に自信がついたし、なにごとにも前向きな姿勢になれた。「42kmとか絶対走れない」って思ってたけれど、それを達成できたことによって、他のことも何でもできるんじゃないかなって前向きに思えるようになった。
――聞いているうちに非常に興味を持ち始めています! まったくの素人ですが、大丈夫でしょうか?
金澤:はい、大丈夫です。走れます。私もまったくの素人でしたよ。
森本・細谷:うん、みんな素人だった。
――途中で「もう走れない!」って思ったら、どうすればいい? 休みます?
金澤:え、休みます。普通に休みます。
細谷:止まって休みますねー。
森本:無理にそこで走っちゃうと、精神的にも身体的にもつらいから。無理はしない。
――女性が気になる質問。カラダへの変化はあった?
森本:上半身、特に二の腕とか引き締まったかな。ピチピチしてたTシャツに余裕が出てきた。
金澤:私はランニングと合わせて腹筋もやってたんで、お腹はけっこう引き締まったかなって。ピタピタのパンツとか履くと分かるじゃないですか、肉の乗り具合が。痩せた太ったが分かりやすい。
――最近、おしゃれフィットネス女子が履いてるピタピタのトレーニングパンツですね。その上にランパン(ランニングパンツ)って履いてる?
3人:履いてな~い!
――ちょうど記事にもなってて。最近の女子はランパン履かないって。
3人:履かない。
森本:普通履くものだと思ってたけれど、NIKE+ RUN CLUBでみんな履いてなかったから。機能性が同じなら、だったら軽いほうがいいじゃんって。
――お尻の大きさとか気にならない?
森本・細谷:まあ気にはなるけど、別にっていうか……。
金澤:NIKEで走るならみんな履いてないから、逆に履いてるほうが目立つ。
細谷:意外とみんな他人のこと見てないからなー。自分だけが気にしてるっていうか。
――女子大生の強さに震えが止まらないのですが……。ズバリ、モテるようになりましたか? 走って、なんらかの影響でモテたりしました?
森本:ない。
金澤:モテない。
細谷:モテない。
――例えば、走って身体引き締まったからいろんな服着れるようになったとか、自信がついて出会いの場に出れるようになったとか。
金澤:着てた服がゆるくなったとかはあるけれど、だからといってモテたかというと……。
森本&細谷:ないですね。
――マラソンの場で出会いは?
3人:ははは……(苦笑い)。
――じゃ、出会いの場もなく、特にモテなかったということで……。
3人:私たちだけかもしれないですけれど(笑)

――最後の質問です。自分が考える「ランニングの楽しさ」を教えてください。
森本:人とのつながりが広がる。男性とのつながりは……作ろうと思えば作れるんじゃないかな?
金澤:やったらやったぶん成果が出る。目に見える変化があるから、やってない人はぜひやって欲しいです。意外と走れるよっていうか、私も文化系だったけれど走れたし。
細谷:……(かなり悩んだあと)人生前向きになれる!
――ありがとうございました。
ラン女子座談会が終わり……
その後も女子トークは続き、初心者がランニングを始めるためのポイントなどで盛り上がりました。初心者はまず家の周りを走るのがおすすめ、一人で走るより誰かと一緒に走ったほうがいい、ラン中にバラード曲が流れると走るリズムが崩れるなど、ランニングハウツー話に花が咲きました。ランニング未体験の筆者からすると、「そうなんだ!」と感心することばかりです。

▲ランニングの酸いも甘いも語る女子大生たち
「ホノルルに向けて何かやってる?」「やばいよね」「次いつ空いてる? 一緒走ろうよ」3人娘のキラキラとした会話がまぶしい。思わず自身の大学時代を振り返って遠い目になりながら、秋晴れのテラスを後にしたのでした。

<Text & Photo:編集部>