シドニーとニュージーランドで行われるATPトーナメントの公式なエントリーリストが発表された。ATP250シリーズのトーナメントである「アピア国際シドニー」と「ASBクラシック」は、 1月7日から13日にかけて行われる。オーストラリアで行われ…

シドニーとニュージーランドで行われるATPトーナメントの公式なエントリーリストが発表された。ATP250シリーズのトーナメントである「アピア国際シドニー」と「ASBクラシック」は、 1月7日から13日にかけて行われる。オーストラリアで行われる「アピア国際シドニー」は、怪我からの復帰を目指す錦織圭(日本/日清食品)の他、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)らが大会をリードし、ファビオ・フォニーニ(イタリア)やフェリシアーノ・ロペス(スペイン)らも参加する。「アピア国際シドニー」での注目の選手は昨年優勝を見事もぎ取ったミュラーだ。彼は昨年この大会で、キャリア初となるツアー優勝を成し遂げることができた。喜びの涙を浮かべながら表彰台に上がったことは記憶に新しい。また、復帰時期をまだ明確にはしていない錦織圭(日本/日清食品)も名前を連ねている。また「アピア国際シドニー」の公式サイトにて「シドニーでプレーするのは初めてで楽しみにしている」と期待の胸中を明かし、怪我の回復次第によっては活躍が期待できるかもしれない。ニュージーランドで開催される唯一のATPトーナメントである「ASBクラシック」にはトップ20の選手が5人参加。ディフェンディングチャンピオンのジャック・ソック(アメリカ)や、サム・クエリー(アメリカ)、ジョン・イズナー(アメリカ)などのビッグヒッターや、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)などのスターがラインナップされている。昨年、ジャック・ソック(アメリカ)は、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-3、5-7、6-3で倒して優勝を遂げた。次のタイトルも獲得になるのか、見ものである。また、昨年の世界ランキング40位になり大躍進を遂げた杉田祐一(日本/三菱電機)も、「ASBクラシック」は今回が初出場となり、期待する声が大きい。■「アピア国際シドニー」エントリーリスト(右の数字は12月4日時点のランキング)1 錦織圭(日本/日清食品) 222 アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン) 233 ジル・ミュラー(ルクセンブルク) 254 ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 265 ファビオ・フォニーニ(イタリア) 276 アドリアン・マナリノ(フランス) 287 フィリップ・コールシュライバー(ドイツ) 298 ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ) 309 ミーシャ・ズベレフ(ドイツ) 3310 フィリップ・クライノビッチ(セルビア) 3411 フェルナンド・ベルダスコ(スペイン) 3512 フェリシアーノ・ロペス(スペイン) 3613 アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ) 3814 ブノワ・ペール(フランス) 4115 パオロ・ロレンツィ(イタリア) 4316 アルヤズ・ベデネ(イギリス) 4917 レオナルド・マイエル(アルゼンチン) 5218 ヤン レナード・ストルフ(ドイツ) 5319 ジャレッド・ドナルドソン(アメリカ) 54■「ASBクラシック」エントリーリスト(右の数字は12月4日時点のランキング)1 ジャック・ソック(アメリカ) 82 フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 113 サム・クエリー(アメリカ) 134 ジョン・イズナー(アメリカ) 175 ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 206 パブロ・クエバス(ウルグアイ) 327 ダビド・フェレール(スペイン) 378アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 399 杉田祐一(日本/三菱電機) 4010 ロビン・ハッサ(オランダ) 4211 スティーブ・ジョンソン(アメリカ) 4412 カレン・カチャノフ(ロシア) 4513 ライアン・ハリソン(アメリカ) 4714 カイル・エドマンド(ドイツ) 5015 デニス・シャポバロフ(カナダ) 5116 ジョアン・ソウザ(ポルトガル) 5717 チョン・ヒョン(韓国) 5818 ペーター・ゴヨブチック(ドイツ) 6019 ドナルド・ヤング(アメリカ) 61(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年に行われた「アピア国際シドニー」の会場

(Photo by Brendon Thorne/Getty Images)