指揮官が大谷について言及「したくないのは間違った約束をすること」 MLB30球団で日本人選手が唯一、在籍したことがないシ…
指揮官が大谷について言及「したくないのは間違った約束をすること」
MLB30球団で日本人選手が唯一、在籍したことがないシンシナティ・レッズ。ナ・リーグ中地区で今季最下位に終わった古豪も日本ハムからポスティングシステム(入札制度)を経てのメジャー挑戦を表明している大谷翔平投手の争奪戦に参戦している。その秘策とは――。
「レッズのブライアン・プライスはいかにしてショウヘイ・オオタニを起用するのか」と特集したのは、全国紙「USAトゥデー」の地方版「シンシナティ.com」だった。記事では、ブライアン・プライス監督がレギュラーシーズン終了後、まだメジャー挑戦も正式に決まっていなかった二刀流のスーパースターの起用法に思いを巡らせていたと回顧。そして、方針は決まったようだ。
「我々はこの交渉において、全力の試みを行うことになる。我々がしたくないのは間違った約束をすることだ。それはしない。“こうするつもりだ”と約束した挙句、急に風呂敷をたたむような真似には、我々は興味がないんだ」
指揮官は現地時間2日に行われたファン感謝イベント「レッズフェスト」でこう語ったという。大谷が移籍球団を決めるにあたり、二刀流続行が条件となる可能性は高い。球団としては具体的な起用プランを伝えることが最大のアピールとなるが、それを履行できない場合の「裏切り行為」を避けるために、誠実路線を貫く姿勢だという。
その上で、レッズはチーム事情から大谷の二刀流という夢を叶えることができる環境だと記事では指摘。先発ローテーションを見ると、ホーマー・ベイリー、アンソニー・デスクラファニ、ブランドン・フィネガンの3投手は今季いずれも大きな故障で戦線を離れ、若手投手でローテーションの遣り繰りを迫られたことに触れている。
二刀流実現へのバックアップも約束「彼がオープンな気持ちなら、それは可能」
さらに「もしも、外野での出場時間を含むなら、そうすればいい。オオタニが日本のように週1回ペースでの登板を希望するなら、決まりだ。彼が先発5人のローテーションの一角を希望し、5日に一度登板したいのなら、それも機能する」と分析。再建中のチーム事情が大谷のプレイヤーとしての希望を全て叶えることができるという。
「現状から、彼が(打者のみならず)ピッチャーとしてもプレーをするために数少ない要素を持ちながら実現できるナ・リーグの数少ない球団の1つが我々だろう」
こう語ったプライス監督は具体的な起用法にも踏み込んだという。
「もしも、彼が二刀流の選手になるのなら、外野から送球もすることになる。
それに基づいてブルペンを考えなければいけない。先発した翌日、2日後、投げる前日に何ができるのか先発した翌日、2日後に何ができるのか。我々は彼の日本でのプレーを理解している。問題はナショナル・リーグでそれが可能か、だ。彼がオープンな気持ちなら、それは可能だと考えているんだ」
日本ハムと同じ指名打者制度の存在するア・リーグが二刀流継続の近道ともされる中、プライス監督はナ・リーグでも大谷の悲願は叶うはずと自論を唱えている。(Full-Count編集部)