■打者としては「コレア+ベッツ+フリーマン」÷3? 日本ハムが、大谷翔平投手のメジャー移籍に向けて、ポスティングシステム…

■打者としては「コレア+ベッツ+フリーマン」÷3?

 日本ハムが、大谷翔平投手のメジャー移籍に向けて、ポスティングシステム(入札制度)申請の続きを取ったことを発表した。いよいよ幕を開けた大争奪戦の行方に注目が集まる中、米メディアはあらためて、大谷が投打においてどのような選手であるかを分析。日本人選手との比較も出ており、投手としては「ダルビッシュを超える」と高く評価されている。

 米メディア「ザ・スコア」は、かつてESPNでコラムニストを務めていたジェイソン・スターク氏が質問に答える形式で、大谷についての特集記事を掲載。その中で「投手そして野手として、彼のスキルを比較できる現役のメジャーリーガーはいますか?」とのクエスチョンが出ている。

 同氏はまず、「彼を比較しようとする人たちにわたしも尋ねた」話として、MLB選手とNFL選手の「二刀流」で好成績を残したボー・ジャクソンの名前を挙げている。「誰かが『多分(外野手だった)ボー・ジャクソンが(投手として)投げたら、そんな感じだろうね』と言っていた。大体どういうことかはわかると思う」。アスリートとして傑出した才能、能力の持ち主であることは確かだとの意見だ。

 ただ、日本での打撃成績をもとに、テーマである「現役選手」のくくりで見てみると、「カルロス・コレア、ムーキー・ベッツ、そしてフレディ・フリーマンを足して割ったのようなものだ」という。強打の遊撃手としてアストロズを世界一に導いたコレア、現在のMLBで屈指の「5ツールプレーヤー」として活躍するベッツ、最近2年間で計64本塁打&打率3割以上を記録している左打ちの強打者フリーマン。この3人を「足して割ったような選手」という高い評価となった。

■投手では「カーショー+ストラスバーグ+クローザー」÷3、ダルビッシュを「超える」

 一方で、同じ日本人選手としてイチロー外野手の名前も挙げ、当然ながら「異なる選手」と指摘。その上で「しかし、彼らの21歳シーズンでの成績は比較することができる。オオタニのスイングはより素晴らしく、彼にはパワーがある。しかし、21歳、そして22歳のイチローはすでに、どのような打者になるのかを予測していた。そして、オオタニにも同様のことが言えるだろう」としている。

 さらに、「類似した通算のスラッシュライン(打率/出塁率/長打率)を記録する現代の選手を見てみると、オールスター、殿堂入り、殿堂入り候補となっている」とも分析。打者として、オールスター級、うまくいけば殿堂入り級の能力の持ち主と絶賛している。

 投手としても、称賛の声が並ぶ。スターク氏は「彼の成績はクレイトン・カーショー、スティーブン・ストラスバーグ、そして大勢のクローザーを足して割ったような成績だろう」と言及。メジャー最強左腕カーショー、ナショナルズの剛腕ストラスバーグ、そして日本での奪三振率の高さからかクローザーの要素も含まれたような投手だという。

 1つ1つのボールについては「ユウ・ダルビッシュと比較する人が多いと思う」とした上で、スターク氏は「彼はさらに素晴らしくなるという期待と共にね」と付け加えている。ダルビッシュ以上の能力の持ち主と見ているようだ。「ダルビッシュというハードルがどれほどの高さであろうが、オオタニはそれを超えるだろう」。こう断言した上で「彼の才能を超えるものはあるだろうか? 我々は未だ目にしたことがない」と指摘。“史上最高の才能”に恵まれている選手と、まさに最上級の賛辞を送っている。

 打者として、投手として圧倒的な能力を兼ね備える大谷。その衝撃は、ついに海を渡ることになる。(Full-Count編集部)