元世界ランキング1位で、「全仏オープン」で優勝した経験も持つフアン カルロス・フェレロ(スペイン)が、再び、コートで白星を手にした。「ATPチャンピオンズツアー」を幸先いい形でスタートさせた格好だ。フェレロは現在、アレクサンダー・ズベレフ(…

元世界ランキング1位で、「全仏オープン」で優勝した経験も持つフアン カルロス・フェレロ(スペイン)が、再び、コートで白星を手にした。「ATPチャンピオンズツアー」を幸先いい形でスタートさせた格好だ。

フェレロは現在、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)のコーチも務めており、その教え子は今、20歳にしてランキングで4位につけて、「ATPファイナルズ」に出場するなど、伸び盛りだ。

その中で、フェレロは、元世界ランキング1位やグランドスラムのシングルスのファイナリスト、あるいは「デビスカップ」の優勝チームでシングルスプレーヤーを務めた経験を持つ選手で行われるツアーに参戦。

同ツアーで今回、フェレロはマーク・フィリポーシス(オーストラリア)と対戦し、勝利を納めた。

「ATPチャンピオンズツアー」によれば、フェレロは威力のあるサーブと、ベースラインに食い込むショットでフィリポーシスに猛攻をしかけて、試合を展開。スコアは、3-6、7-6(5)、10-4で勝利した。

またフェレロは対戦相手のフィリポーシスについて「マークのサーブを返すのはとても難しく、第1セットはあまりぱっとしませんでしたが少しづつリズムを取り戻して、強く球を打ち返せるようにな3セット目で勝利できました」と話しているという。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATPファイナルズ」でズベレフの練習を見守るフェレロ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)