かつてジャパンラグビートップリーグで2回MVPに輝き、サントリーサンゴリアスに黄金期を築いたオーストラリア代表111キャプ保持者のFLジョージ・スミスが、同クラブに復帰することが16日に公式発表された。 2011年から3季、日本で活躍した…

 かつてジャパンラグビートップリーグで2回MVPに輝き、サントリーサンゴリアスに黄金期を築いたオーストラリア代表111キャプ保持者のFLジョージ・スミスが、同クラブに復帰することが16日に公式発表された。
 2011年から3季、日本で活躍したあと、フランスのリヨンに移籍したジョージ・スミス。35歳になった現在はイングランドのワスプスでプレーしており、プレミアシップの準決勝(5月21日)進出に大きく貢献し、今週水曜日に選手協会(RPA)表彰の年間最優秀選手賞を受賞したばかり。いまなお世界最高峰のバックローワーだ。

「サントリーサンゴリアスへ戻ることはとても楽しみであり、またとても誇りに思います」とコメントしたビッグスター。「私はこの2年、ヨーロッパラグビーのリヨンとワスプスでとても価値のある経験ができました。そしてまだ、自分がラグビー選手として成長することができると感じたシーズンでした。今回、サントリーサンゴリアスに戻りプレーすることも、きっと選手として成長させてくれることと信じています」と日本ラグビー界復帰への意気込みを語った

 昨季トップリーグではチーム史上ワーストの9位だったサントリー。4季ぶりの王座奪還へ向けジョージ・スミス以外にも選手補強し、ブランビーズに所属しているオーストラリア代表16キャップのSO/CTBクリスチャン・リアリーファノも獲得。さらに、マオリ・オールブラックスのLO/FLジョー・ウィーラー(ハイランダーズ)、2013年度にコカ・コーラでプレーしたCTB/WTBナイジェル・アーウォン(ブランビーズ)、オタゴにいたFLソロモン・ティーポレもサンゴリアスの一員となる。