第173回天皇賞・春(3日/GI、京都芝3200m)には、GI連勝を狙うクロワデュノール、初のGIタイトルを目指すアドマイヤテラ、昨年覇者のヘデントールなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ヘデントール」を取り上げる。
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■ヘデントール
父ルーラーシップ同様、機動性とは無縁で大きなアクションが目立つ同馬。前走は骨折明け約9ヶ月半ぶりとあって条件が揃わなかったのが敗因。それでも最後まで脚を使い続けた内容を見ると、持久力の質そのものは健在だ。
ヘデントール調教映像
1週前追い切りのWコースでの併せ馬は6F83.0-67.1-52.2-37.6-11.6。数字自体は平凡ながら、持て余す面が緩和したことで追っても追っても進まなかった点は解消。本来の追えば追うほど反応のある味が戻ってきていた。最終追い切りもWコースで3頭併せ。1頭を追走して最後は少し遅れたが、ゴール過ぎまで意欲的に攻め、併せ馬の形では決して譲らないといった精神面の強化が垣間見えた。
元来の大きなストライドと持久力に、調教での改善が加わり、血統的な長所と動きが前走から一変して噛み合った印象を受ける。以前は持て余していた馬体も、この中間で体幹が締まり、追ってからの反応と持続力が明確に向上。距離が延びてこそ真価を発揮するタイプであり、流れの中でジワジワと脚を使う形がしっくりくるはずだ。心身共に前走以上は確実。連覇へ向けて視界良好。
総合評価「S」
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