イタリアテニス協会は来年の年末から、ミラノかトリノで21歳以下のトップ選手たちを集めた大会を開催したいと考えているという。 この大会は150万ユーロの賞金を掛けて行なう予定だと、イタリアテニス協会の代表のアンジェロ・ビナギ氏は日曜日に明…
イタリアテニス協会は来年の年末から、ミラノかトリノで21歳以下のトップ選手たちを集めた大会を開催したいと考えているという。
この大会は150万ユーロの賞金を掛けて行なう予定だと、イタリアテニス協会の代表のアンジェロ・ビナギ氏は日曜日に明らかにした。 ATPはこの大会の計画について、AP通信の取材に対して認め、「Next Generation」の大会として機能するという。正式な発表はウィンブルドンのあとになる予定だという。また、このイベントの開催地には他の町も候補に上がっていると、ATPのクリス・カーモード氏は話している。
この大会は11月初旬にATPツアー最終戦の前週の日程で開催され、最終戦と似たようなフォーマットでの開催になる見込みだという。
「ヨーロッパでの開催になるだろうと思う」とビナギ氏。「我々は北イタリアにも大きな大会がほしい。すでに地元の当局とも話し合いを持っている」。
大会は21歳以下の7人のトップ選手によって戦われ、もう1人をワイルドカード（主催者推薦枠）で選出する形になるとビナギ氏。
現在のランキングで21歳以下だと、41位のボルナ・チョリッチ（セルビア）、70位のタナシ・コキナキス（オーストラリア）、76位のヒョン・チョン（韓国）、81位のアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）などの顔ぶれとなる。
この大会の開催地の候補は、ミラノのメディオラヌム・フォーラムか、トリノ五輪のために建設された施設になる見込みだという。ミラノは2005年まではATPの大会を開催していた。(C)AP
